原油先物価格が史上初のマイナス価格へ

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世界的な原油需要の急減を受け、米国産WTI原油の先物価格、原油の先物価格は一時マイナス40.32ドルまで下落しました。

今回は史上初のマイナス価格になった原油先物取引を取り上げたいと思います。

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原油先物取引

先物取引とは将来の相場価格を予想して、売買についてあらかじめ現時点で約束をする取引のことです。日本では江戸時代の大阪で米相場を予想することで米の先物取引が行われていました。

原油先物取引も将来の原油の相場価格を予想して行われます。
一般的に原油価格は景気拡大の期待が高まったり、中東情勢への不安が高まると原油価格が上昇し、反対に景気後退の懸念や中東情勢への不安が後退することによって原油価格が下降する傾向にあります。

原油価格がマイナスとは

今回の原油価格マイナスがどのような状態かというと、原油の売り手が買い手に対してドルと原油を渡して、買い手に引き取ってもらうことをあらわします。

一時マイナス40.32ドルまで下落したので、原油1バレルを引き取ると40.32ドル貰えるという何とも不思議な相場になりました。

なぜ原油価格がマイナスになったのか

このような原油先物相場になったのにも理由があります。
現在新型コロナウイルスの影響で世界各国のエネルギー需要が大きく落ち込んでおり、原油の在庫が急増していること。

また、米オクラホマ州にある原油受け渡し場所の貯蔵施設が間もなく満杯になると予想されるように原油の貯蔵施設の不足が挙げられます。

原油は環境に配慮した貯蔵施設か、当局から承認を受けたタンクで保管しなければならないことも貯蔵施設不足を後押ししています。

マイナス価格でも減産しない

原油価格がマイナスになれば生産停止したくなりますが、生産停止するよりも、お金を払って原油を引き取ってもらった方が生産停止するよりも経済的であるという思惑が生産者にはあるので、原油がマイナス価格になっても減産の動きにはなっていません。

今回は史上初のマイナス価格になった原油先物取引を取り上げてみました。

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