平均値と中央値でみる平均所得金額

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TumisuによるPixabayからの画像

ニュースでよく耳にする「平均所得」や「平均貯蓄」。
みんなどれくらい稼いでいるのかを見てみると、思ったよりも「平均所得」が高くてショックを受けてしまう。そんなこともあるかと思います。

今回は「平均所得」を取り上げてみたいと思います。

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平均値とは

平均値とは、統計の中心を表す指標のひとつです。
2018年の国民生活基礎調査によると、1世帯あたりの平均所得額は全世帯が551万円となっています。この所得額を聞くと、「普通の所得」のハードルが随分と高く感じられてしまいますが、所得の分布状況を見た場合、この平均所得よりも低い世帯の割合が全体の62%にも上ることから、平均値は「普通」を表してはいないことが分かります。

2018年の国民生活基礎調査より

なぜ平均値が「普通」を表さない結果が出るのかというと、一部の富裕層が平均値を押し上げているからです。

平均値の計算方法は全てのデータを足し合わせて、個数で割った値になります。
このため、グラフデータに左右の偏りがあった場合には、実感とかけ離れた数値が出てきてしまいます。

中央値とは

偏ったデータがある場合に、使いたい指標が「中央値」です。

中央値は、データを昇順(降順)に並べたときに中央にくる数値のことです。グラフに極端な数値が出てきてもあまり影響は受けない利点があります。

中央値で先程の画像を見てみると、所得金額の中央値は423万となります。

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2018年の国民生活基礎調査より

このグラフでは所得が低い順に左から並べ、丁度中央になる世帯の所得を表しているため、一部の富裕層の影響は受けにくくなっています。

平均所得金額の551万に比べ、中央値の423万円は実感に近いことがわかると思います。

以上、平均値と中央値でみる平均所得金額の話でした。

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